2012/09/05

Victor SX-EX7Sは、夏のスピーカー(?)


もうすでに夏は終わってしまいましたが、夏、そうStereo誌8月号が発売されたころの話です。


Victor SX-EX7S(手前はLuxman LXA-OT1)

お気に入りの、でもこれといって特徴のない Technics SB-F2 の音が、どうもスッキリしないなと思うことが多くなりました。クッキリ、ハッキリ感がないのです。SB-F2の高域はこんなはずではないと。
もしやと思って自分の耳をそうじしてみましたが、これが原因ではないようです。古いスピーカーですからね、もう寿命なのかと音量を上げてみると私の想定通りの音がします。まだ生きてます。
ですが、いつもの音量(かなり小さな音量)にするとどうもスッキリしない。こんなモヤモヤ状態が数日間続きました。

で、気付くのが遅いかもしれませんが、気付きました。
周りがウルサイのです。漢字で書いたほうが雰囲気がでますね、五月蝿いのです。昼間は蝉の声、小鳥の囀り、夜は鈴虫、じゃないですねコウロギ?そしてエアコンの風切音。
そうです。SB-F2を入手した4月とは状況が違うのです。

と、気付いたところで為す術はありません。エアコンの音が嫌で冬場はオイルヒーターを使っているのですが、夏場は打つ手がありません。いつもより音量を上げてはみましたが、目の前にあるスピーカーですからね、なんとなくそれは違うのです。

絶望ついでにスピーカーを入れ替えることにしました。
簡単にスピーカーを入れ替えることがデキる。これは小さなスピーカーのメリットですね。

引っ張りだしてきたのは、Victor SX-EX7S。
ビクターの小型高級コンポセットのスピーカーですね。かなり以前にアンプとセットでヤフオクで入手しました。
チューナー付きの小型アンプはなにかと重宝するのですが、このスピーカーに対する私の評価は残念なものです。
スピーカーの音の傾向を表現する「ドンシャリ」という言葉がありますが、このスピーカーに対する私の印象は「ぼわんジャリ」です。低域が「ぼわ~ん」で高域が「ジャリジャリ」。
では何故そんな残念なスピーカーを持ち出してきたのかといえば、Stereo誌8月号付録のスキャンスピークのスピーカーユニットをこのエンクロージャに、唯一の取り柄であるチェリー無垢材のこのエンクロージャに取り付けられないだろうかと。

引っ張りだしてきた瞬間に「あ、ダメだ。デカい。」とは思ったのですが、今後のためにもとりあえずユニットを外して計測。(そんな訳でまったく写真がありません。スミマセン。)
ウーファーのバッフル径は10.5cmでした。付録ユニットは10cmと言ってますけどかなり小さいようですし、終了ー。
なんですけど、せっかくなので吸音材を追加してみようかと。
中を覗くと、底面に薄いフェルトが一枚。ウーファーを囲むように厚手の綿状の吸音材一枚。ツイーター周りにはなんにもありません。
理屈じゃないんです。ただなんとなく寂しかったのです。
ダイソーのフェルトを2枚重ねでツイーター周りに入れてあげました。


よいです。
無意識のうちに、自分の行為を評価したいという意志が働いているのでしょう。
でも、よいのです。
低音の抜けがよくなりました。もう「ぼわん」なんて言わせません。
それより謎なのが高域です。「シャリシャリ」しています。
そしてなにより、騒音に強い。エアコンにも負けず、前に出てきます。(業務用か!)

ひと夏の恋なのでしょうか?
クリスマスまで付き合っていられるのでしょうか…。



2012/05/12

iPhoneでJJazz.Netを聴く。

最近、ネットラジオでJAZZに目覚めました。


JAZZって、とっつき難いところがありませんか?
どこから聴き始めればいいのか?なにを買えばいいのか…。

そこでネットラジオです。(主にTuneIn Radio)
最初は、海外のJAZZと名のつく放送局を手当たりしだいに聴きまくり。
さらに、JAZZRADIOAccuRadioなら、JAZZをさらに細かくジャンルわけしてくれていますから、なんとなく自分の好みのJAZZもわかってきました。
ホントに便利なネットラジオなのですが、いくつか欠点もあります。
  • トークがない。あったとしても英語もしくは他の外国語なのでよくわからない。
  • 特定の番組が聴きたい場合は、リアルラジオ同様その放送時間でないと聴けない。
  • 同じ番組を繰り返し聴けない。
(TuneIn Radio Proなら録音するという手もありますが。)

iPhoneで聴いてますから、曲名やジャケット写真ぐらいはわかるのですが、
そうですね、InterFMで放送している Jazz Conversation みたいに、ちょっと解説してくれるとよりわかったような気持ちになれると思うのです。

そんな時に見つけたのが、JJazz.Netです。

JJazz.Netとは? ジャズをキーワードに、12個のコンセプトに基づいた番組をお届けする
完全無料のインターネット・ミュージック・ステーションです。
テーマは「SESSION: MUSIC & LIFESTYLE」 。
音楽と生活とのセッションを展開しています。
番組は、毎週水曜日(第1~第4水曜日)に3番組ずつ更新します。
いつでもお好きな時間に最初から聴くことのできる、オンデマンド・スタイルです。

好きな番組を好きな時間に聞くことができます。
それぞれの番組はだいたい月に一度の更新ですから、その間は同じ番組を何度も聞くことができます。
放送とポッドキャストの中間みたいな配信ですね。
ダウンロードはできませんが、著作権問題はクリアできるので高音質な音楽とトークが楽しめます。

さらに、個人的にラッキーだったのは、2012年4月からiPhoneでも聴けるようになったそうです。
(厳密に言うと、Windows Media Playerが必要な配信ではなくなった)


UIも微妙にiPhone最適化されているような、いないような…。
iPhoneアプリになったらいいなぁ。

またひとつ楽しみが増えました。


JAZZRADIOもAccuRadioも専用アプリがありますが、実はTuneIn Radioアプリでも受信できるんです。
スリープタイマーもアラームも録音もできちゃうこちらをオススメ。